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東京奈良県人会

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2025年度ふるさと奈良の集い

2025.11.05

お知らせ

「来年は奈良県イヤー」

 首都圏在住の奈良県出身者らが交流する2025年度「ふるさと奈良の集い」(主催・奈良県、東京奈良県人会)が2025年11月5日夜、東京都港区のシェラトン都ホテル東京で開催された。同会会員をはじめ、山下真知事や奈良県選出国会議員、奈良県内各首長、奈良県会議員ら約290人が出席した。
 冒頭の挨拶で、山下知事は「来年は奈良県イヤーになる」と述べ、奈良県出身の高市早苗首相誕生や2026年放送予定のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」、世界遺産登録をめざす「飛鳥・藤原の宮都」などを挙げ、「さらに国内外へ奈良を売り込んでいく。皆さんもPRしてほしい」と協力を呼びかけた。植嶋平治東京奈良県人会会長は、聖徳太子の憲法十七条の思想にある「和(あ)える」という言葉を挙げ、「古来、奈良に伝わる和の精神を大切にしていき、世界平和を願っている」と述べた。
 続いて宇陀市出身でクオリティー・エレクトロダイナミクス創業者兼最高経営責任者の藤田浩之氏(キヤノンヘルスケアUSA会長、オハイオ州立大学前理事長)が自身の活動や古里への思いを語り、乾杯の発声を行った。参加者らは名刺を交換しながら近況を報告し合い、交流を深めた。奈良市出身で弁護士の吉村美樹さんは「共通の話題や奈良弁が懐かしかった。これまで訪れたことのない県内地域の人たちとも話しができ楽しかった。今後も大和の心を大切にし頑張りたい」と笑顔で話した。また、出席した奈良県出身学生寮「養徳学舎」の学生5人の中で、生駒市出身で都内のIT系専門学校に通う南遼太郎さんは「奈良のニュースはチェックしている。きょうは様々な職業の先輩たちといろいろな話ができた」と満足した様子で話した。
 会場では、奈良県産の野菜や大和牛、大和肉鶏、奈良漬、三輪そうめんなど地元の食材を使った料理や地酒が振舞われ、参加者は郷里の味に舌鼓を打っていた。

                       挨拶に立つ植嶋平治会長

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