2021年度「ふるさと奈良の集い」が2022年1月8日、東京都港区の奈良まほろば館で開かれた。荒井正吾知事が出席し奈良県の取り組みを講演した。昨年度の同会は新型コロナウィルス感染拡大を受けて中止した。今回はオンラインによる開催で約１００人が視聴した。当会理事は会場で聴講した。
　冒頭、荒井知事は「日頃のふるさとへの支援に感謝する。奈良を良くしたいという思いで取り組む県政の諸課題を紹介する」と挨拶。続いて行われた講演では、リニア中央新幹線や大規模広域防災拠点の整備、大和平野中央スーパーシティ構想など県が進める事業について説明した。
　その後、五條市出身でプロ野球読売ジャイアンツの岡本和真選手からのビデオレター披露や、同館のショップやレストランが紹介された。さらに県特産品が当たるオンライン抽選会が行われた。
　最後に柗本俊洋東京奈良県人会長は「知事の講演を聞き、ふるさとの大きな発展ぶりを心強く感じた。日本をリードするような奈良になってほしい。私たちも応援する」と締めくくった。