2019年度文化交流会（その1）が2019年８月１日（木）午後７時、東京都千代田区のパソナビル２階ホールで開かれた。Ｊリーグを目指す奈良県のサッカーチーム「奈良クラブ」の中川政七社長が「奈良に火をつける」と題し講演。会員ら１００人が参加した。
　中川社長は300年続く奈良晒の老舗「中川政七商店」（奈良市）13代目として和物雑貨店や伝統工芸再生コンサルタントとして活躍。近年、首都圏にも多くの店舗を展開し若手経営者として注目を集めている。
　2018年10月、株式会社奈良クラブ社長に就任し「サッカーを変える　人を変える　奈良を変える」をビジョンに掲げ同クラブのＪリーグ昇格と奈良県の活性化に注力している。中川氏は奈良に関係する人たちが「学び」を通じて奈良の魅力あるコンテンツを一つ一つ作り出していくことの必要性を説き「学びの都・奈良」というブランディングを目指すと語った。「みんながその気になることが大切。『奈良クラブ一味』として奈良クラブで奈良を変えましょう！」と呼びかけた。